2020-01-01から1年間の記事一覧

生きていることに対する主観

生きている人間は、それぞれの役割の中で、遊んでいるだけだと思っている。 死んだら身体は堆積土とかと同じように何も無い地球の塵に戻るだけで、死後の世界とか神とかいう概念は生きている間に人の頭の中で創った幻想だと思っている。 愛は、心に一定時間…

自分を愛せなかった昨日。

翼をもがれた命は、 投げ捨てられた翼を拾って、もう一度くっつけようとしました。 その時、ひよこがやってきて、餌がないと言うので心臓を食べさせたところ、不味いと言って去っていきました。 収縮、心痛。無意識を捧げることしか出来なかった僕の弱さです…

歌に感情を乗せる

‪恣意的な感傷に涙しちゃって‬‪全部貰った感情だ‬‪持続できなくってまた踊った‬‪音楽があって良かった‬‪感情を呑み込んでくれるから‬‪叫んでもこの世界が動かないことを教えてくれるから‬‪儚い空だ‬‪

闇を光に塗り替えたくて

誰かが心を覗いても見えないよ、それは君の光だ誰かが心を叱っても知らないよ、それは半分嘘だ でもそれだけじゃ足りないって心のどこかわかってる好きも嫌いも楽しめるホールへ さあ 舞踊れほら一般人も夢見た先を生きよう!期待された正解なんて丸めて過去…

声のする先

夜も、朝も、月の落ちていった地平を眺め、ただ波に攫われていた。 同じ波が来ることを、ずっと待ち望んでいたのかもしれない。 僕は波に、思考や感情を何度も乗せた。 その分空は輝いた。 僕は嬉しかった。だが、それを繰り返すうちに、波は自分を嫌うよう…

死ねって言われたし死ぬ準備する。

死ねって言われた。 正確には言われてないけど、 そんなことを言われた気がした。 動かない奴は悪だって。 働かない奴は悪だって。 悪だな、悪だわ。 悪は死すべきだわ。

人生経験が僕を殺す

人生経験が僕を殺す。 それは高校生の恋愛。 それは大学生の恋愛。 それは幸せになる為に努力した人達の深い顔。 幸せそうなカップルを見て、淡い劣等感と普遍的な自尊心しか感じられない僕が憎い。 震えるほどに、1人だ。 素敵な美女に殺されたいけど、その…

不安

不安だ。僕は風俗嬢の気持ちにも警官の気持ちにも、渋谷をうろつく若者の気持ちにもなれない。羨ましい。あの人達の見る景色が僕には見えないから。なれるものには、なれるんじゃないか。好きなものを手にすることは、出来る。好きなものの中で眠ったなら、…

眠れない僕の回想。

世界の悲しみを一度に引き受けている感じがする。 僕が幸せになって、相対的に不幸せになった人を僕は知っている。 僕は親指だ。ずっと異端なんだ。 僕は察することが出来ない。 僕は目の前のことしか出来ない。 人生。人生で最初にこさえた名前。 それだけ…

音楽と自分

音楽を聴くと、母の怒号がシャットアウトできた。緋色の空。現実逃避だけが救いだった。 全てのものから自由になれた。 醜悪に歪み叫ぶ母の顔も、大音量で掻消せば、怖くなかった。音楽が力強かった。 https://youtu.be/uFTqc4gxRx4

心的現実における、自分。

中学生時代、自分を岡崎朋也だと思って行動していた。 ある女の子が大好きだった。 椎名もたや、wowakaが好きだ。 自分の名前をとても意識している。 弟とその友達との笑い声で、強く感情が高ぶった。 少女漫画で、恋や、心が繋がる幸せ、好きな物を追う人の…

どうしようもなく無音の世界で。

今、鼓膜を揺らすのは、無呼吸の人工物だ。 今日も否応なく、生きていることを実感させられる。飛び交う騒音の中で、僕は耳を塞いだ。 (生に相応しいのは、この音ではない。生を語るにはもっと、血の通った様な音でなくちゃならないから。) ふと、前方の座…